何人かは完成コードの貼り付けがうまく行っていません
「投稿内容を確認する」ボタンを押したあと、その画面をスクリーンショットしてファイルとして提出してください
これは、コードの貼り付けがうまくいかなかった場合に備えるためです
再現性を担保するために、RStudioの設定を変更する必要があります。
そうしないと、予想外の(自分が書いたコードに依存しない)結果になってしまう恐れがある。
「Tools」→「Global Options」→「Workspace」
練習として、教科書に掲載されているstudents.csvファイルをRに読み込みます。
まず、このリンクからstudents.csvをデスクトップにダウンロードしてください:
.csvファイルについて.csvは、Comma-separated valuesの略です。
,)で区切られています。.xlsxファイルとの違い
.csvの中身は単純な文字列なので、直接中身を確認することができます。.xlsx(または.xls)ファイルはエクセルのみに対応しています。.xlsxはエクセルを持っていない方にとって使いにくいので、.csvを推奨します。

.csvファイルをRに読み込むtidyverseパッケージに含まれているので、まずはtidyverseをロードしましょう。.csvファイルを読み込む関数はread_csv()です。
read.csvではありません!read.csv()を使っても構いませんが、読み込まれるデータの形式が異なるため、この授業では read_csv() を使います。# A tibble: 6 × 5
`Student ID` `Full Name` favourite.food mealPlan AGE
<dbl> <chr> <chr> <chr> <chr>
1 1 Sunil Huffmann Strawberry yoghurt Lunch only 4
2 2 Barclay Lynn French fries Lunch only 5
3 3 Jayendra Lyne N/A Breakfast and lunch 7
4 4 Leon Rossini Anchovies Lunch only <NA>
5 5 Chidiegwu Dunkel Pizza Breakfast and lunch five
6 6 Güvenç Attila Ice cream Lunch only 6
Z:/Desktop/students.csvはstudents.csvのパス、つまりそのファイルがどこにあるのかを示す情報です。
/は日本語の「の」と同じような意味です。.csvファイルをRに読み込むこれでRに.csvファイルのデータを読み込むことができました。
しかし、データの読み込みからデータの解析の最後まで、すべての作業を一度で終わらせることは現実的ではありません。
ここで一旦作業を停止して、RStudioを閉じましょう。
再度RStudioを開きましょう。
今までの成果はどうなっているのでしょうか?
もっと良いやり方があるはずです…。
これまではRのコマンドを直接コンソールに入力していました。
スクリプト(テキストファイル)にコマンドを保存すると、後々楽になります。
「File」 → 「New File」 → 「RScript」
スクリプトをデスクトップに保存しましょう。
「File」 → 「Save As」 → 場所とファイル名を決めて保存します。
今回はstudents.Rとしましょう。
.rもしくは.Rのファイル拡張子を使用します。スクリプトに記述されているRコードは「これから実行するコマンドのリスト」のようなものです(レシピをイメージしてください)。
Rにそのコマンドを実行するように指示する必要があります。
まずはカーソルを実行したい行に置きます(矢印キーかマウスを使ってください)。
「Run」アイコンをクリックします。
⌘とEnterを同時に押すCtrlとEnterを同時に押すRStudioを閉じてから、再度スクリプトを開いてコマンドを実行してください。
一々コマンドを入力するよりは便利でしょう?
スクリプトを書くことでデータ解析の作業をかなり楽にしましたが、次にはファイルを整理する必要があります。
ファイルの整理には、RStudioのプロジェクト機能を使用します。
RStudioのプロジェクトとは、データ解析に使用するフォルダーのことです。
このフォルダー内に、特定のデータ解析プロジェクトに必要なファイルを配置します。
「File」 → 「New Project…」 → 「New Directory」 → 「New Project」
今回のプロジェクトはstudents_analysisと名付け、デスクトップに配置しましょう。


students_analysisプロジェクトを作成したら、その中にdataというフォルダーを作成し、students.csvをdataに移動してください。
dataが含まれていることを確認できます。RStudioを一旦閉じましょう。
今度は、アプリ一覧からではなく、プロジェクトからRStudioを開きましょう。
students_projectフォルダーを開き、その中のstudents_project.Rprojファイルをダブルクリックしてください。
dataやstudents.Rが表示されていることを確認してください。students.csvを読み込みましょう:Error: 'Z:/Desktop/students.csv' does not exist.
今度はうまくいかない。なぜでしょう?
students.csvをstudents_projectに移動しました。つまり、もうDesktopには置いていないため、Desktop内を探しても見つかりません。students.csvを読み込むことができるでしょうか?Z:)から始まります。
/から始まります。もう一つの方法は「相対パス」と呼ばれるものです。
つまり、Rの作業ディレクトリ(Rが現在入っているフォルダー)から見たパスです。
getwd()でRの作業ディレクトリを確認できます:
現在、RはDesktop/students_analysis/に入っていることがわかりました。
したがって、以下のようにデータを読み込むことができます:
RStudioのプロジェクト機能を使うと、.Rprojファイルが含まれるフォルダーが作業ディレクトリになります。
ファイルの場所がすぐにわかり、プロジェクトを別の場所に移動してもコードを変更する必要がありません。
相対パスをおすすめします!
penguins_analysisというプロジェクトをデスクトップに作成して開いてください。終わったら、再度students_analysisを開いてください。
penguinsは別の教科書のデータセットです).R, .rファイル)にRのコードを書く.Rproj) を使ってデータとスクリプトを整理・管理する